尾ノ内渓谷の四季
日本百名山のひとつ「両神山」を源流とする尾ノ内渓谷は、清らかな川の流れと美しい緑に囲まれた景勝地です。油滝など大小の滝も数多くある為、沢登り愛好家の密かなスポットとなっていましたが、近年では、自然とふれあえるトレッキングコースとして脚光を浴びています。秋になると紅葉が山を彩り、新緑の頃とはまた違う美しさを見せます。
また、1上旬~2月中旬の間は、地元の人々の手によって作られた氷柱や樹氷を見ることが出来ます。吊り橋から望む氷の造形美は、訪れる人々を魅了してやみません。夜になると氷柱がライトアップされ、幻想的な光景が楽しめます。
小鹿野歌舞伎
小鹿野歌舞伎は、およそ200年前、初代坂東彦五郎が小鹿野の若者に歌舞伎を教えことに始まります。役者・義太夫・裏方まで、全て地元の人々が行っており、常設の掛け舞台での上演だけではなく、山車を数台並べて舞台にする屋台舞台などでも上演されます。
小鹿野歌舞伎をいつでも楽しめる交流館
いつでも小鹿野歌舞伎の雰囲気をお楽しみ頂けるのが、この交流館です。旧本陣寿旅館を町がリニュールし、小鹿野歌舞伎で実際に使用されているカツラ舞台衣装などを展示しています。
札所めぐり「観音院」
秩父札所34ヶ所観音霊場の中の31番札所のお寺。仁王門には、日本一大きい
石像の仁王尊が立っていて向かい入れてくれます。
水子地蔵の紫雲山地蔵寺は、山を切り開き、ひな壇式に地蔵が並べられてます。
この世に生まれ出ることのできなかった水子が安らかに成仏できるよう に石彫
の地蔵を納めた霊場で、一体一体に赤い前掛けや風車が供えられています。